初心者におすすめのグローブ・ティー・マーカーの選び方

ゴルフ初心者のグローブ・ティー・マーカーといった小物選びをご案内。ゴルフには欠かせない小物を賢く選び、購入するようにしましょう。
ゴルフグローブの特徴と選び方
ゴルフ練習場・コースを問わず、ボールを打つときはゴルフ専用のグローブを着用します。これは、クラブがすべることを防ぎ、手にかかる負荷を和らげる効果があるためです。
グローブは右打ちの人は左手に、左打ちの人は右手に着用します。女性向けには両手用グローブもありますから、自分の好みで選ぶといいでしょう。
天然皮革と合成皮革、選ぶならどっち?
グローブの特徴は使用している素材に由来するところが大きく、天然皮革と合成皮革のものが主流です。それぞれのメリット・デメリットは以下のとおりです。
天然皮革 | 合成皮革 | |
---|---|---|
メリット | 薄く柔らかいため伸縮性が高い 非常に手に馴染む 吸湿性・放湿性に優れている | 汚れやカビなどに強く耐久性が高い 素材が部位によって均等である コスパが良い |
デメリット | 耐久性が低い コスパが良くない | フィット感は天然皮革より劣る |
これからゴルフを始める方で、とりあえず練習用に購入するのであれば、まずは合成皮革のものを選ぶのがおすすめです。
グローブのカラーについて
続いてゴルフグローブの色についてですが、ほとんどのグローブのベースカラーは、ホワイトかブラックです。
色は好みで選んでいただければいいかと思いますが、ホワイトは汚れが目立ちやすいです(特に練習でたくさんボールを打つと、結構汚れます)から、練習用に購入するのならブラックがおすすめです。
本番ラウンド用に選ぶなら…
練習用なら「合成皮革」で「ブラック」がおすすめと書きましたが、逆に本番ラウンドで使用するなら「天然皮革」で「ホワイト」がおすすめです。
グローブは直接クラブ(グリップ)に触れる部分ですのでより繊細な感覚が求められます。その点、やはり合成皮革のグローブよりも天然皮革のグローブの方がフィーリングは良くなりますから、本番ラウンドに使用するグローブとしては天然皮革のものがおすすめです。
カラーについては好みの問題もありますが、一般的にホワイトの方が見栄えが良いというのが理由です。当日のウェアとの相性もありますから一概にホワイトが絶対に良いとは言えませんが、迷った時の参考にしてみて下さい。
グローブのサイズの選び方
ゴルフグローブを選ぶ基準は、自分の手に自然に馴染み、違和感なくクラブを振れることです。グローブは握ることを前提につくられているので、手を広げた状態で少しきつめに感じるくらいが適正サイズです。指の長さはブランドやモデルによって変わってくるので、試着して自分に一番フィットするものを選びましょう。
誤解されがちなのですが、サイズ表記に書かれている数値は手のひらを横に測った外周の部分を表しています。(注:手首から指先までのサイズではありません)
ゴルフグローブは練習場やコースで買うと高額な場合が多いですので、事前にゴルフショップで購入しておきましょう。
ティーの種類・特徴
ティーは、ティーグラウンドからドライバーショットをする時にちょっとだけボールを浮かせておくために使うものです。特にティーショットでドライバーを使う場合は必ず必要になります。
マーカーはゴルフ場にプラスティック製のものが置いてある場合がほとんどですが、見た目がオシャレではないですし、長く使うものですからできれば自分で気に入ったものを購入しておくことをおすすめします。
少し前までは木製やプラスティックでできたティーが主流でしたが、最近ではナイロン素材でできたものや、豊富なカラーバリエーションから選べるティーが登場しています。もちろん性能もアップしており、打ちやすさを追求したティーや繰り返し使用できるものまであります。
例えば上のティーは「エアロスパークティー」という商品ですが、素材がナイロンでできていてインパクトでの抵抗を少なくし振り抜きやすい構造になっています。さらにヘッド部分が伸びて、首振り360°機能を加えることで破損しずらく、紛失しにくくなっています。プラスティック製のものにくらべると割高ですが、結果的に長持ちしますのでおすすめです。
この他にも特徴的なティーがあります。
非常に特徴的で管理人も使用中のティーが、下の「置くティー」と呼ばれるものです。先ほど紹介した「エアロスパークティー」の進化版という位置づけで「エアロスパークティー・ネオ」という商品名なのですが、インパクト時の抵抗が極めて少なく、形状が特徴的なのでショット後も目立ちますので紛失しにくいです。(カラーは白以外に青やピンクのものもあります。)
管理人も使用中の便利なティー
サイズについては、デカヘッド対応の最大地上高60mmからハサミでお好みの高さにカットできますので、いつでも同じ高さでティーショットできます。また、地面に刺さない(地面に置くだけ)という特徴がありますので、固い地面や冬の凍った地面、人口芝のティーグランドにも簡単にティーアップすることができます。
このように、同じティーでも様々なものがあることがお分かりになったと思います。「ゴルフ規則に適合」と書かれているものであれば、どんな形をしていても使用できますので、購入時にはその点だけチェックするようにしましょう。
マーカーはぜひ購入しておこう
ゴルフを始めて数回ラウンドしているのに、マーカーを持っていない人がたまにいます。(そういう人に限って、ゴルフ場に置いてあるマーカーも持たずにラウンドしたりするのですが…)
マナーとしてもマーカーは必ず持っておくべきものですし、毎回必要になるものですのでぜひ自分用のマーカーを購入しましょう。
マーカーは最近ではキャップのつばの部分に取り付けるタイプが流行っており、売られているのもほとんどこのタイプです。 メーカーによってはデザインも豊富に揃っていますので、ショップでお気に入りの物を見つけてみましょう。