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【ゴルフ用語集】必ず知っておきたい!厳選まとめ

 2016/10/04 ゴルフ用語集
 
初心者でも知っておきたいゴルフ用語【まとめ】

ゴルフに限らず、どの分野でも専門用語というものがありますが、それはゴルフにおいても例外ではありません。ゴルフの上達のためにはもちろん、ゴルフを楽しむためにも初心者でも覚えておきたいゴルフ用語をピックアップしましたので、少しずつ覚えていくようにしましょう。

 

初心者向け!基本のゴルフ用語集

「あ行」のゴルフ用語

あ行

■アウトコース/インコース

アウトコースが1-9番ホール、インコースが10-18番ホールを指す。スタート時間や組み合わせによってはインコースからスタートする場合もあるので確認が必要。

■アドレス

スイングする足場を決めて、クラブを構えること。ルール上は、スタンスに関係なくクラブを地面につけた段階でアドレスしたとみなされる。意外だが、日本特有の表現。

■アンプレヤブル

ボールの位置によって自身がプレー不可能と判断した時に行う宣言のことをアンプレヤブルと言う。これを宣言した場合、1打ペナルティを加えた上で「前のショットをした位置」「ボールの位置とグリーンを結んだ線の後方延長線上」「ボールの位置から2クラブレングス以内でホールに近づかない位置」から再プレーができる。

■池ポチャ

読んで字のごとく、ボールを池に打ち込んでしまうことをこう表現する。

■ウォーターハザード

コース内にある池や川といった水域のことで、通常は黄杭で区切られている。

■オナー

英語で「honor(栄誉・敬意)」と書く。最初にティーショットする権利のこと。前のホールで一番スコアが良かった人にオナーがある。スタートホールとなる1番ホールではくじ引き(もしくはじゃんけん)で決める。よく「オーナー(owner)」と勘違いしている人がいるが、意味がまったく違ってくるので注意。

■OK

そのまま「オッケー」と読む。次のストローク(パッティング)で確実にホールアウトできると思われる場合に、最後のパッティングを省略することを認めるために使われる。なお、正しくは「コンシード」であるが、仲間内でプレーする場合は「OK」と言う方がベター。なお、ルール上このOKを使えるのはマッチプレーのみであり、通常のストロークプレーではOKは認められていない。誰が見ても確実に入る距離のパットであっても、ストロークプレーの場合は最後までしっかりホールアウトする必要があるので覚えておこう。

■OB

「アウト・オブ・バウンズ」の略で「オービー」と読む。プレイ禁止区域のことで、コースには白杭や白線などで境界が設けられており、ここに打ち込んでしまうと1ペナルティが与えられ、前位置から打ち直しとなる。ティーショットでOBになると打ち直しは3打目となるが、たまに4打目と勘違いする人がいるので注意。

 

「か行 」のゴルフ用語

か行

■返しのパット

パッティングで、強く打ちすぎてカップをオーバーした時、次にパッティングすることをこう呼ぶ。

■キック

打ったボールが地形によってバウンドすること。コース側面にボールが当たってフェアウェイに戻ってきた場合に「ナイスキック」と表現したりする。

■キャディー

プレーヤーのキャディーバッグ(ゴルフクラブ)を運んだり、プレー上のアドバイスをくれる人のことで、プレー中の唯一の味方とも言える。プロの競技では1プレーヤーに1人のキャディーが付くが、一般的なラウンドでは1組に1~2人のキャディーが付くことがほとんどである。

■キャリー

ショットしたボールが地上に落ちるまでの飛距離のこと。「キャリーで250ヤード飛んだ」なとど使う。

■今日イチ

ショットが「今日イチバンの当たり」の略。いいショットがでたら使ってみよう。

■クラブレングス

クラブの長さのことで、1クラブレングス(=クラブ1本分の長さ)、2クラブレングス(=クラブ2本分の長さ)といった使い方をする。よくドロップする際の範囲を指定する際に使われる言葉だが、ノーペナルティで救済が受けられる場合は1クラブレングス、アンプレヤブル等の1ペナルティを付加される場合は2クラブレングス内でドロップする。なお、ここで言うクラブは特に番手は決められていない。

■グリップ

ゴルフクラブを握る部分。またクラブを握ることや握り方を意味する。指の使い方によって様々なグリップがある。

■グリーン

パッティングのために整備された場所(エリア)を指し、旗竿が立てられたホールがある。一般的にグリーンと呼ぶが、正式名称は「パッティンググリーン」。

■グリーンエッジ

グリーンを囲む部分で、グリーンより芝が長く、ラフよりも芝が短い。「カラー」とも呼ぶ。

■グリーンが遅い

グリーン上の芝の状態によって、ボールがあまり転がらないこと。「グリーンが重い」とも言う。

■グリーンが速い

グリーン上の芝の状態によって、ボールがよく転がること。ただし「グリーンが軽い」とは言わない。

■グロス

18ホールの総打数(スコア)のこと。これに対し、ハンディキャップを反映させたスコアのことを「ネット」と呼ぶ。

■コンペ

プライベートの競技会のこと。「コンペティション」の略。

 

「さ行」のゴルフ用語

さ行

■暫定球

ショットしたボールがOBエリア等に入り紛失の可能性がある場合に、打ち直しに戻る時間を短縮するために仮で打っておくボールのこと。特にティーショットのドライバーでOBエリア方面に打球が飛んでいった場合に暫定球を打つことが多い。

■ショートホール

パーが3のホールのこと。逆にパーが5のコースのことを「ロングホール」と呼ぶ。短いホールだけを集めたゴルフ場を表す「ショートコース」と間違わないこと。

■シャンク

アイアンショットで、ボールがフェース部分ではなくネック(ヘッドとシャフトが接続するふくらんでいる部分)にヒットし、右斜め前方向にボールが飛び出すこと。これがラウンド中にでると非常にショックを受ける。

■スタンス

スイングする際の足の構えのこと。スクエアスタンスやオープンスタンス、クローズスタンスの3つが主流となっている。打ち方によってスタンスが変わってくるので、どのスタンスが良いとは一概には言えない。

■ストローク

ボールを打つ意思をもってクラブを前方に振ることをこう呼ぶ。前方に振る場合に限定されるので、テークバック~バックスイング~トップまでのスイング動作はストロークには当たらない。なお、ボールを打ったかどうかは関係ないので、打つ意思があったのに空振りした場合もストロークに該当する。

■ストロークプレー

18ホールの総打数(=グロススコア)によって勝敗を決める競技方式のこと。プロの試合もアマチュアのラウンドもストロークプレーが一般的。アマチュアのコンペでは、グロススコアからハンディキャップを引いた打数(=ネットスコア)で競われることが多い。

■スループレー

9番ホール終了後に休憩を取らずに、18ホール続けてプレーすること。スループレーだと安い場合がある。

■スロープレー

原因は様々だが、ゆっくりだらだらと時間をかけてプレーすること。ゴルフマナーで最もやってはいけないことなので、初心者はきびきびプレーするよう十分注意。

■スルーザグリーン

プレーしているホールのティーグラウンド・ハザード・グリーンを除いたコース全体のこと。つまりフェアウェイもラフも区別はなく、ルール上はどちらもスルーザグリーンとなる。

■セルフプレー

キャディをつけずに、自分たちだけでラウンドすること。費用が安くすむので最初はセルフプレーがおすすめ。乗用カートと呼ばれるものにキャディバッグを乗せてプレーするのが一般的。

■ソール

クラブの底面のこと。クラブの底面を地面につけることもソールと言う。バンカーではソールしてはいけない。

 

「た行」のゴルフ用語

た行

■ダフる

スイングした時にボールの手前の芝を打ってしまうこと。初心者の頃はこのダフりを頻繁に経験することになるが、ダフってしまうと飛距離が出なくなるので、スコア100切りのためにはダフりを徹底的になくしていきたい。反対にボールの上側を打ってしまうことを「トップする」と言う。

■チャックリ

ショートアプローチでダフってしまい、ほとんどボールが飛ばないこと。スコアを崩す一因となるだけではなく、精神的ダメージが大きい。

■チョロ

ボールがほんの少ししか飛ばないミスショットのこと。クラブがボールにかすった時に出る。初心者のうちはこれは避けては通れないミスショット。

■ディボット

ダフった時にできる、前方に飛んでいく芝生の塊のこと。ディボットによってできたコースの穴のことを「ディボット跡」と言う。

■ティー

特にドライバーを使うティーショットの際に、ボールを地面から浮かせて置くための道具。材質は木製かプラスティック製がほとんどだが、最近はいろいろな形状のティーが開発されている。

■ティーアップ

1打目を打つ際にボールを地面から浮かせておくためにティーの上にボールを置くこと。

■ティーショット

ティーグラウンドから打つ各ホールの一打目のこと。ティーショットはティーアップすることが可能。

■ティーグラウンド

各ホールの一打目を打つ場所のことで、ティーマーカーが設置されておりティー区域(ティーアップ可能な場所)が決められている。なお、日本ではこのようにティーグラウンドと呼ばれるのが一般的だが、ルール上の正式名称は「ティーインググラウンド」。

■ティーマーカー

ティーグラウンドに設置されている、ティーアップ可能な範囲を示すためのもの。通常2つ設置されており、2つのティーマーカーの外側を結ぶラインから後方2クラブレングス以内がティーショット可能な範囲となる。

また、競技者のレベルに合わせて色分けされており、

  • :レディースティー(女性用)
  • :シルバーティー(シニア用)
  • 白:レギュラーティー(アマチュアの男性用)
  • :バックティー(上級者・プロ用)
  • :チャンピオンシップティー(プロ用)

といった標記・呼び方が一般的。

(上から下にいくほどグリーンとの距離が長くなる。)

■テンプラ

ティーショットでボールがほぼ真上に上がり、ほとんど距離がでないミスショットのこと。ティーアップが高すぎて、クラブの上の方にボールがヒットしてしまうことが原因で起こる。

■同伴競技者

ストロークプレーの際、同じ組でラウンドするプレーヤーのことを指す。マッチプレーの場合に同じ組でラウンドするプレーヤーのことは同伴競技者とは呼ばずにパートナーと呼ぶが、初心者の場合はほとんどがストロークプレーになると思われるので、一緒にラウンドする人のことだと覚えておけばOK。

■トップする

ボールの上側を打ってしまい、ボールが転がってしまうこと。反対に、ボールの手前の芝を打ってしまうことを「ダフる」と言う。トップもダフりもミスショットには変わらないが、ダフりに比べるとトップした場合の方が距離が稼げる。ただグリーン周りのアプローチショットでトップしてしまうとスコアが一気に崩れてしまうので注意したい。

■ドロップ

ルール上で決められた救済措置を受ける場合に、真っ直ぐ立った状態で腕を肩の高さまで上げてしっかり伸ばし、その状態から手に持ったボールを地上に落とす行為のこと。

 

「な行」のゴルフ用語

な行

■ニアピン

ショートコースにおいて、ティーショットを最もピンに近づけた人を勝者とする競技のこと。コンペでよく行われ「ニアピン賞」が用意されることが多い。

 

「は行」のゴルフ用語

は行

■ハザード

コース内にあるバンカーやウォーターハザードといった障害区域の総称のこと。ちなみに、OBエリアはプレー禁止区域にあたるのでハザードには含まれない。

■パー

ホールの基準打数のこと。「このホールはパー4だ」などと使う。 また、ホール基準打数でホールアウトすることも「パー」と呼ぶ。

パー以外の呼び方は以下のとおり。

  • -3打 : アルバトロス
  • -2打 : イーグル
  • -1打 : バーディー
  • ±0打 : パー
  • +1打 : ボギー
  • +2打 : ダルブボギー
  • +3打 : トリプルボギー
  • +4打 : 4オーバー

■パブリックコース

プレーするのに会員等の資格を問われないコースのこと。通常プレーするコースはこのコースに該当する。

■バンカー

コースの戦略性を高めるために設置された障害区域の一つで、砂が入れられた窪地のこと。ホールのどこに設置されているかで呼び方が変わり、

  • クロスバンカー:フェアウェーにせり出すように設置されたもの
  • サイドバンカー:フェアウェー脇に設置されたもの
  • ガードバンカー:グリーン周りに設置されたもの

といった種類のバンカーがある。スコア100切りのためには、スコアが崩れる原因の一つとなるバンカーはぜひ避けて通りたいところ。

■バンカーアゴ

バンカーの縁が崖のようになっている状態のこと。初心者がアゴが高いバンカーに打ち込んでしまうと脱出するのが非常に困難。

■ピン側(ぴんそば)

パター以外のショットで、ボールがピンの側にオンすること。例えば「ピン側2メートルにつけた」などと表現する。特に近くにオンした場合は「ベタピン」と言うこともある。

■フェアウェイ

ティーグラウンドからグリーンまで続くしっかりと刈り込まれたショットしやすい芝生ゾーンのこと。フェアウェイ脇の丈の長い芝が生えている場所のことを「ラフ」と呼ぶ。

■フェース

クラブヘッドの、ボールを打つ平らな面のこと。

■プレーイング4

ティーショットがOBになった時に、打ち直す変わりにコース前方にある「特設ティー(ティーマークが黄色)」から第4打目として打つ、日本特有のローカルルールのこと。ティーアップして打つことができるのが特徴。

■ホール

ボールを入れるためにグリーン上に空けられた穴のことで、サイズは直径108mm以下、深さ100mm以上と決められている。この他に「1番ホール」「18番ホール」といったようにコース内のホールナンバーを指す場合にも使用される。

■ボールマーカー

グリーン上で、自分のボールが他のプレーヤーの邪魔になりそうなときに、ボールの変わりに置く物。ゴルフショップでブランドオリジナルのものが売られているが、たいていどのゴルフ場にもプラスチック製のものが置かれている。ボールマーカーを持たずにラウンドする初心者ゴルファーをよく見かけるが、必ず携帯するようにしたい。

 

「ま行」のゴルフ用語

ま行

■マーク

ルール上リプレースが必要な時に、ボールがあった位置を示す目印としてボールマーカーを置く行為のこと。

■マッチプレー

ホールごとに勝敗を決める1対1で競い合う競技形式のこと。18ホールが終了した時点で勝ちホール数が多い方が勝者となるが、対戦相手よりも1ホールでも多く勝てば勝者となるため、必ずしも18ホールすべてをプレーするとは限らない。

極端な例だが、プレーヤーAが10連勝した場合、残りの8ホールすべてをプレーヤーBが勝ったとしても結局プレーヤーAが勝者となるため、この時点でマッチプレーは終了となる。

■目土

ディボット跡に入れるための砂。通常は乗用カートにぶらさげるように積まれてある。

 

「や行」のゴルフ用語

や行

■ヤード

距離の単位で1ヤードは0.9144メートル。 「1ヤード=約90センチメートル」と覚えておこう。

 

「ら行」のゴルフ用語

ら行

■ライの改善

ボールを打ちやすくするためにボール周りの芝等の状態を意図的に良くしようとする行為のこと。これをやってしまうと2打罰となるので注意。

■リプレース

ルールに従って拾い上げたボールを、元にあった場所に正しく置きなおす行為のこと。

■レギュラーティー

男性用のティーグラウンドのこと。ティーマークが白いので「白ティー」とも呼ぶ。女性用のティーのことを「レディースティー」といい、同様の理由で「赤ティー」と呼ぶ。レギュラーティーより後方にある上級者向けのティーは「バックティー(青ティー)」と呼ぶ。

■ロストボール

プレー中にボールを失くすこと。ボールを探し始めて5分以上経過したらロストボール扱いとなるが、初心者の場合はスロープレー防止の観点から3分以内を目安にしたい。また、コースの池や山の中から回収され、再び利用されるボールのこともロストボールと呼び、ゴルフショップ等で安く販売される。「紛失球」とも呼ぶ。

 

「わ行」のゴルフ用語

わ行

■ワンオン

第一打目がグリーンに乗ること。ほとんどがパー3のショートホールで使われる。ゴルフ初心者にとっては数少ないバーディーチャンスとなるので、パー3のホールでは積極的にワンオンを狙いたい。

 

ゴルフ用語の覚え方のコツ

ここで紹介したゴルフ用語だけでも、かなりたくさんの数になります。これを一度に覚えようとしても難しいですし、ゴルフが難しいスポーツに感じてしまうかもしれません。

一番良いのは、実際にゴルフをプレーしながら覚えること。ラウンドして実際に目にしてみて初めて理解できることも多いでしょうし、何より人は体験したことはそう簡単に忘れるものではありません。

これからラウンドデビューを迎える初心者ゴルファーさんは、ラウンド前にここに紹介されているゴルフ用語にざっと目を通しておいて、ラウンド当日に「あれはこういう意味だったのか!」と分かるように準備しておくとゴルフをより深く理解できて、ラウンドがきっと楽しくなりますよ。

 

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編集部

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「ゴルフが本当に楽しくなるのは、スコア100を切ってから!」という点で共感した仲間が集まったゴルファー集団。せっかくゴルフをやるならスコア100を切って欲しいという願いから、スコアアップに役立つ情報はもちろん、ゴルフ初心者のためのお役立ちコンテンツもお届けします。

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