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グリーン上ではパッティングだけじゃなく芝にもマナーの意識を

 2016/07/13 ゴルフマナー
 
グリーン上のマナー

ゴルフをプレーする上で一番神経を使うところ、それがグリーン上です。パッティングに神経を使うのはもちろん、グリーンの芝は非常に繊細なものですので、ここでもマナーが大切になってきます。

 

グリーン上でぜひ意識したいゴルフマナー

他人の邪魔になりそうな場合はボールをマークしよう

ボールをマークする

グリーン上でボールをマークするのは、

  1. 他人のパッティングを妨げないようにするため
  2. ボールを拭くため

の2つの理由があります。

初心者の頃は「2」の理由でボールをマークすることはほとんどないでしょうが、「1」の場合はボールをマークする必要があります。

逆に、誰のラインともかぶっていなかったり邪魔になりそうもない場合はマークをする必要がないということですので、無理に毎回マークする必要はありません。ただ、ラインがかぶっていなくても、パッティングの際、他人のボールが視界に入ると結構気になるものですので、自分のボールが他人の視界に入りそうな時はマークしてあげましょう。

 

カップのピンは誰が抜く?

カップのピンを抜く

カップに差さっているピン、なんとなく気がついた人が抜く…ではなく、「カップの一番近くにボールをオンさせた人が抜く」と覚えておきましょう。

ただ、自分がオンしたからといってすぐに抜いていいわけではありません。全員がグリーンにオンしていたとしても、ピンから遠い場合はピンを差したままの方がいい場合がありますので、パッティングする人に確認をとるようにします。

抜いたピンは、グリーンの外に置くようにします。グリーンのエッジまでが遠く、やむを得ずグリーンに置く場合はそっと置くようにしましょう。

 

他人のラインを踏んでは絶対にいけません!

他人のラインを踏まない

他人のパッティングラインを踏んでしまうこと…これはグリーン上での最大のタブーと言えるでしょう。シューズの裏のポイントの影響でどうしても芝を踏むと傷がついてしまうので、パッティングに影響がでてしまいます。これだけは絶対にしてはいけないと意識しましょう。

マナーという点では、他人のラインをまたくごとも控えた方がいいです。多少遠回りでも、ボールやプレーヤーの外側を歩くようにしましょう。

 

どんな状況でもグリーン上は走らないようにする

グリーンでは走らない

グリーンの芝は非常に繊細なものですので、決してグリーン上を走ってはいけません。いくらプレーが遅れ気味で、後ろの組に気を使ったとしても、です。その場合は、グリーンを出てから走るようにします。それで十分急いでいることは伝わります。

人生で初めてバーディーをとった時や、最終ホールで勝利を決めたパッティングの後などに、嬉しさのあまり飛び跳ねるなんてことも決してしてはいけません。格好をつけて、パターを放り投げるなんてことも絶対にやめましょう。

 

ラインを読むのに時間をかけすぎるのはNG

ラインを読む

他人のラインを意識しなくてはいけないことは先述したとおりですが、それと並んで気を使うべきことは “ラインを読む時間” です。

プロゴルファーがラインを読むのに時間をかけているのをTVで見ている影響か、アマチュアであってもやたらと時間をかけてラインを読む人がいますが、これははっきりいって大迷惑ですし、そもそもプロと同じようにラインを読むのに時間をかけたとしても、技術がそれについていきません。初心者であればなおさらですので、スロープレーにならない程度にすることが大切です。

 

「OK」の意味を正しく理解しよう

OKの意味

ゴルフのグリーン上で使われる「OK」という言葉、これは「次打でカップインすると思われる距離までボールがカップに近づいた」と判断された時に、次のパットを(スロープレー防止のために)省略するために使います。

初心者がよく理解していない時に、「OKでいいよ」と言ってあげると、勘違いして「今のパットは入ったことにしていいんだ」と思う人がいます。もちろんこれは大きな間違いですので、OKと言われたら、「次のパットを入ったことにしていい」ということをしっかり理解して、1打プラスすることを忘れないようにしましょう。

 

カップのまわりの芝は踏まないようにしよう

カップのまわりの芝は踏まない

これは初心者に限らずやってしまう人をよく見かけますが、カップのまわりの芝はできる限り踏まないように注意しましょう。

想像してみれば分かると思うのですが、自分がパッティングをして、今にも入りそうというときに、カップのまわりの芝が荒れていたせいでイレギュラーして入らなかったら・・・こんなにおもしろくないことはありません。

あくまで目安ですが、カップから自分の足のサイズくらいは離れてから、カップインしたボールを拾うようにするといいでしょう。

 

全員のカップインを最後まで見届けよう

全員のカップインを見届ける

自分が一番最初にカップイン、ボールを拾ってさぁ次のコースへ…。こんな人がいたら、一緒にラウンドしたくないですよね。

いくら自分が早くホールアウトしたからといって、一緒にまわっているプレーヤーがカップインするまでちゃんと見届けるのがゴルファーとしてのマナーです。逆の立場で考えた場合、自分のパッティングを他の誰も見ていなかったらすごく切ない気分になると思います。

初心者の場合、自分のプレーに集中しすぎて同様のことをやってしまわないよう十分注意しましょう。

 

スコアを確認するのは次のティーグラウンドで

スコア確認は次のティーグラウンドで

無事に全員カップイン、すかさずスコアカードを取り出して「スコアいくつでしたか?」などと聞いてはいけません。

全員がカップインしたら、後ろの組のことを考えてピンを差して速やかにグリーン上から離れます。スコアを確認するのは次のティーグラウンドに着いてからにしましょう。

スコアの確認についてですが、できるだけ自分から申告するようにします。あなたが初心者の場合、スコアは悪くなりがちですから、まわりの人も聞きにくいかもしれません。気を使わせないためにも自己申告するのがベターです。

 

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編集部

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「ゴルフが本当に楽しくなるのは、スコア100を切ってから!」という点で共感した仲間が集まったゴルファー集団。せっかくゴルフをやるならスコア100を切って欲しいという願いから、スコアアップに役立つ情報はもちろん、ゴルフ初心者のためのお役立ちコンテンツもお届けします。

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